スレート屋根のリフォーム工法選び
スレート屋根とは、薄い板状になった屋根葺材の事で、様々な種類があります。
今回は、セメントタイプスレート屋根のリフォームポイントをご紹介します。
屋根リフォームで大切なことは、時期の見極め。
タイミングを逃してしまうと、後に多額の費用を要する事も!
《築10年目》
スレート屋根は10年を過ぎる頃から、表面の劣化が著しく始まります。
汚れや苔の付着、色あせ、割れや反りなどが起きる事も。
棟の下地が腐食し笠木を止めている釘が浮いてくる事もあります。
先ずは専門家による点検をお勧めします。
《築25年目》
スレート屋根の寿命は約30年が目安です。
25年を超えると、割れや反りなどが起き始め、劣化が進みます。
カバー工法か葺き替えリフォームを検討しましょう。
カバー工法とは、既設屋根の上に新たな屋根材を乗せて2重にする工事。
工期が短く費用も節約できます。
葺き替えとは、既設屋根を撤去して新しい屋根材を乗せる工事です。
下葺き防水シートの交換も含むため、屋根全体の健康を保つ事になります。
また、軽い屋根材を選ぶ事で耐震性向上も可能です。
屋根工事では足場を掛ける事も多いので、
外壁塗装・雨樋交換工事等も一緒に検討されるのもお勧めです。