歌を歌うことは立派な運動療法
カラオケの消費カロリーは、一曲歌うと10~20キロカロリー。
1曲15キロカロリーで計算すれば、20曲歌うと300キロカロリーにもなります。
これは60分程度ウォーキングを行なった際と同程度で、
目を見張るものがあります。
また、姿勢を正しくして歌う時の運動量は、
消費されるカロリーが安静時の約2倍と言われています。
さらに歌は、基本的に腹式呼吸で歌うので、
スポーツなどと同じように心肺機能が上がり、
横隔膜の上げ下げが速く、ゆっくり心臓を刺激します。
結果、血流を促進することになり、酸素が体の隅々まで運ばれるため、
心身機能を高める高齢者に相応した適切な「運動療法」と言えます。